冬も終わりに近づくと、つらい花粉の季節がやってきます。
今年の飛散予測によりますと、スギとヒノキの花粉の量は例年の倍以上となり、「非常に多い」見込みとなっています。
室内でもひどい症状が出てしまう方や、帰宅して時間が経つのに症状が治まらないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしかしたら、知らず知らずのうちにお部屋に花粉を侵入させてしまっているのかもしれません。
今回は、お部屋に花粉が入るのを防ぐときのコツと、花粉がお部屋に入ってしまったときの対処法をご紹介します。

対策① 窓からの侵入はレースカーテンで防ぐ
室内に侵入してくる花粉のうち、約60%が窓や換気によるものと言われています。
つまり花粉の大きな侵入経路である窓辺の対策が特に重要といえますが、おすすめなのはレースカーテンで防ぐ方法です。
窓を全開にした状態でレースカーテンを閉めた場合、レースカーテンを開けていたときよりお部屋に侵入してくる花粉の量が約40%減少すると言われており、レースカーテンを閉めるだけでかなりの効果が得られることがわかります。
換気をするなら雨の日がおすすめ!
雨の日は花粉の飛散量が減少すると言われているので、換気の絶好のチャンス。
雨の日に、花粉対策のレースカーテンを閉めて窓を10cm程度と小さく開けて換気すれば、花粉の侵入を防ぎつつ換気を行うことができます。
対策② エアコンも注意!掃除はこまめに
対策③ 花粉を上手にとる掃除の仕方
夜、人が寝静まると空気の対流がとまり、家の中を舞い飛んでいた花粉も床に落ちます。人が動き出す前に床掃除をすれば、多くの花粉を除去できます。
もちろん、ただ掃除をすればよいというわけではなく、排気がクリーンな掃除機を使ったり、雑巾や床ワイパーなどを使ったりして、花粉がなるべく舞い上がらないように気をつけながら掃除をすると良いでしょう。
また家の中が乾燥しているとその分、花粉が舞うので加湿器も上手に使うとさらに効果的。
花粉はできるだけ室内に侵入させない、侵入させてしまった場合は花粉が室内で舞い上がらないように気を付けながら取り除くのが大切です。
ぜひ、今回ご紹介した方法を取り入れながら、花粉症対策をしてみてください!