システムキッチンの中に食洗機が組み込まれているタイプです。
容量が大きいのが特徴で、鍋やフライパンといった大きな調理器具をセットしたり、家族全員分のたくさんの食器を一度に洗ったりすることができます。
据え置き型と比べて本体価格や工事費用は高め。
もしも壊れてしまった場合、修理や交換なども据え置き型のものより手間や費用がかかります。
キッチン天板などに置き、給水・排水用のホースをつなげて設置するタイプの食洗機。
ビルトイン型と比べて容量は少なめですが、賃貸のキッチンへも設置が可能です。
本体価格や工事費用もビルトイン型よりは安いので、スペースさえ確保できれば気軽に導入することができます。
ただしキッチンでそれなりのスペースをとるので作業スペースを圧迫してしまうこと、コンパクトなタイプが多いので大きな調理器具を入れたり、大家族全員分の食器を一度に洗ったりすることは難しいかもしれません。
食洗機のメリット
食洗機のメリットといえば、1番は全自動で食器洗いが終わることですよね。
今まで手で洗ってすすぎ、布巾で拭きあげていた一連の工程が、全て自動で完了します☆
手で洗わなくて済むので楽ですし、食器洗いに使っていた時間を他の家事にあてたり、ゆっくり休んだりもできます。
水仕事が減れば手荒れの防止にもなりますね♪
「食洗機は水道代がかかりそう」と思っている方もいますが、
実は手洗いよりも食洗機で洗う方が水道代の節約になるんです!!!
具体的な節約量は商品によっても異なりますが、1/4以下の水量で洗うことができるものもあり、食洗機を動かす電気代を含めても光熱費の節約になりますよ。
高温のお湯で洗うので、油汚れや細かい調理器具もきれいに洗えます。
さらに熱湯殺菌の効果も期待できるので、とても衛生的です。
さらに、乾燥までおこなってくれるので「水切りかごに皿が山盛り!」なんてこともなく、スッキリした見た目のキッチンを維持できるでしょう。
食洗機のデメリット
使える食器が限られるということです。
木製や陶器製の食器、細かい細工の施されている食器などは使用できません。
また、お皿の汚れ方によって、さっと汚れや食べかすを落としてから食洗機へセットしないときれいに洗えない場合があります。
この「選別」や「予洗い」が面倒で、「それなら全て手洗いした方が早い」と感じる方もいらっしゃるようです。
食洗機をスタートさせてから乾燥完了までは1時間以上の時間がかかるので、すぐに食器を使いたい場合は不向きです。
音も大きくはありませんが、静かに映画を観ようと思っているときには気になってしまうかもしれません。
食洗機の中は定期的に清掃やメンテナンスが必要なので、人によってはデメリットになるかもしれませんが、約1~3ヶ月に一度くらいの頻度で良いため、そこまで苦にはならないと思います。