畳といえば、い草の香りがする昔ながらの雰囲気のものをイメージする方が多いと思いますが、畳には形・素材・色など様々な種類があるため、ぜひ家づくりの参考にしてください。

【畳の形状】基本は2種類
まずは畳の形状です。昔ながらの縁のあるタイプと、モダンな雰囲気にも仕上がる縁のないタイプの2種類があります。
縁付き畳=風格ある本格和室に仕上がる

- ・伝統的な畳。昔ながらの風格ある和室の印象に
- ・一般的な家庭の和室でもよく採り入れられている
- ・緑色のい草は、ふわっと良い香りが漂う
縁無し畳=琉球畳とも呼ばれる。モダンな印象に
- ・洋風、モダン、輸入住宅にも馴染む。インテリア性が高くモダンなデザインが叶う畳
- ・半畳サイズが基本。畳縁が無く、すっきりしている
- ・リビング一角に採用したり、フローリングとの相性も良い

【畳の素材】特徴
い草畳
- 鮮やかな緑色が特徴的
- ふわっと包まれる草の香りに癒される
- 自然素材ならではの調湿効果

和紙畳
- い草のデメリットを克服するために開発された素材
- 和紙をこよりのように巻いて丁寧に編み込んでいる
- 樹脂コーティングを施し、撥水性も高い

琉球畳
- 新品のものは表面がザラザラして毛羽立った素材で、使い込むほどに柔らかくなる
- 手作業で生産されているため、本物は稀少性が高い
